RED PARTY SPECIAL ISSUE/ライブレポート

2022年9月9日 FF-Staff 0

FUMIYA FUJII 60th BIRTHDAY RED PARTY SPECIAL ISSUE 2022. 7.11 LIVE REPORT 60歳、武道館の真ん中で歌ってる。人生ってのは分からない! 藤井フミヤ、60歳のバースデー当日である2022年7月11日。全国からお祝いに駆けつけたファンとフミヤのエネルギーがひとつになり、日本武道館を真っ赤に染め上げた。それは誰も見たことのない圧巻の景色。また新たな歴史が刻まれた。 九段下駅から続く、赤い人の波。日本武道館の前では、記念撮影のためスマホを掲げる姿が多い。コロナ禍で数年ぶりの再会を喜ぶ会話も聞こえてくる。ついにやってきたこの日、しかもドレスコード「赤」という特別な公演。服や小物の準備をしてきたファンにとっても、待ちに待った本番というわけだ。場内に足を踏み入れれば、超満員の座席を埋め尽くす赤、赤、赤……! グッズのライブTシャツや光り物を中心に、おそらくフミヤ本人が予想していた以上の量だろう。長引くコロナ禍でマスク着用ではあるが、武道館にはざわめきと期待感が満ち、今や遅しと“その時”を待っている。 場内が暗転し、歓声と拍手が湧いた。同時に、一周ぐるりと赤に染まった客席が浮き上がる。観客一人ひとりが創り出すこの景色こそ、フミヤへのバースデープレゼントだ。すり鉢状の中央には、青く浮かび上がるステージ。バンドメンバーがスタンバイし、あとは主役の登場を待つばかり。ドンドンドン……と響き始めるドラム。ステージ上にはLEDパネルが映像モニタとして敷き詰められ、赤い十字を描き出している。吹き出すスモークとともに聴こえてきたのは、「TRUE LOVE(ReTake Ver.)」のイントロ。リズムに合わせて赤い映像が波打つ様子は、まるで会場の手拍子がエネルギーとなってセンターステージに送られるのを可視化しているよう。歌い出しとともに、ポップアップでフミヤが登場。赤いスーツに身を包んだ姿を悲鳴と拍手が迎える。この瞬間、フミヤが真っ赤に染まった客席を初めて目にした。フミヤと客席が合わさってRED PARTYという絵が完成。全方向に手を伸ばして歌うフミヤ。会場いっぱいの「赤」に抱かれ、思わず微笑みが浮かぶ。衣装は赤いスーツにドット柄の赤いシャツ、黒ネクタイはスパンコールがきらめく。還暦をオシャレに遊ぶセンスがフミヤらしい。登場時はジャケットのボタンを留めていたが、すでに1コーラス目で外す。今日は思い切りいくぞ、と、パフォーマーとして無意識のブレーキを外したようにも見えた。さあ、パーティーの始まりだ。 続く「MY STAR」では、ステージ上に宇宙が広がった。中心に立つフミヤが、みんなの愛のパワーを増幅し、確かめ合うように歌う。歌い手と聴き手という関係性を超えた、ひとつのUNIVERSEがそこに生まれる。今回のセンターステージは、武道館の形状に合わせた八角形のデザイン。東西南北に十字の花道が伸びている。バンドメンバーは、ステージの一段下がったバンドブースで演奏。天井に鎮座する日の丸の赤までもが、お祝いしてくれているようだ。 再び暗転し、深い緑のライトにピアノのイントロが響いて「SWEET GARDEN」。光り物も参加型の演出。手拍子のリズムで客席の赤が濃くなるのも楽しい。フミヤがマイクを手にステージ外周へ。歩きながら全方位に向かって歌う姿を、アリーナでは中継カメラが急いで追う。サビでは、ステージ映像に歌詞「Happy Birthday」の文字。中央に立つフミヤに向かって、全方向から祝福が贈られる。オープニング3曲を歌い終え、笑顔でマイクに向かう。 フミヤ(以下F):Yeah! […]

十音楽団ツアー特集2

2022年3月7日 FF-Staff 0

藤井フミヤ CONCERT TOUR 2021-2022十音楽団 〜青いレーベル〜  LIVE REPORT at 2022.2.27 神奈川県民ホール 十の音で紡ぐ“人生”というレコード「どんな物語が流れてくるのか。さあ、一緒に聴いてみよう」 待望の再演となった十音楽団、第二弾は、“一人ひとりの人生という1枚のレコード”をテーマにした「青いレーベル」。フミヤが脚本・演出を手掛け、“一人芝居の舞台”と“演奏”を融合させたプログラム。選曲や言葉選び、歌と演奏、ステージのビジュアル。すべてが合わさって生まれる唯一無二の総合芸術だ。2019年に行われた時点では第二弾の予定もなく、フミヤ自身も「前回出し切ったから、今回はどうしようか」と探りながら制作に入った。しかし蓋を開けてみれば、また新鮮なアプローチと充実のセットリストが深い感動を呼ぶものとなっている。2月末、神奈川県民ホールで行われた公演の様子をお届けしよう。 ※ツアー中ですが、こちらは完全版レポートですので、曲名や演出の詳細な記載があります。ご了承ください。 【プロローグ】 開演直前の場内には、柔らかな高揚感が満ちている。SEは、まさにレコードがかかっているような往年の名曲。ムーンライトセレナーデがフェードアウトすると、暗転したステージにはすでに十音楽団がスタンバイしている。中央後方から、フミヤがステージ前方へと進み出てきた。目深にハットを被り、レコード盤を手に。まずはストーリーテラーとしての語りから、十音楽団の幕を開ける。 「ここに、1枚の古いレコードがある。青いレーベルのレコード。ミュージシャンの名前も曲のタイトルも何も記されていない不思議なレコード。誰の物なのか、いつの時代の物なのかも分からない。でも、宝物のように大事にしまわれていた。きっと大切なレコードに違いない。一体、誰がどんな風にこれを聴いたのか。夕暮れ時に一人、お茶でも飲みながら聴いたのか。それとも真夜中に恋人と踊りながら聴いたのか……。きっと何度も何度も聴いたに違いない。このレコードに針を落とすと、走馬灯のように、いろんな思い出がくるくると回り出すだろう。この青いレーベルのレコード、どんな物語が流れてくるのか。さあ、一緒に聴いてみよう」 舞台後方に「青いレーベル」の文字が浮かび上がり、ぷつっと針を落とすアナログな音から、1枚のレコードに刻まれた物語が再生され始めた。弦とコーラスの華やかなイントロで始まったのは、「ムーンライト・レヴュー50s’」。赤と黄色のライトでダンスホールのような空気が生まれ、鍵盤の上を音符が軽やかに転がる。チェッカーズのデビューアルバムからの意外な選曲が強いインパクトを与えつつも、後で全体を振り返るとこれ以外ありえない絶妙なプロローグだ。 【第1章 青い光の方へ】 暗転したステージに、ひゅうっと風の音が吹き渡り「第1章 青い光の方へ」の文字。暗闇に、パンと手を叩く音が響く。「こっちかな? ん? いや、こっちだな。……分かった、こっちだ」と、誰かを探す声。フミヤは一瞬でストーリーテラーから歌い手、そしてこの章の主人公へとモードチェンジしている。 「こうやって目を閉じて、暗闇の中で君の手が急にいなくなると、僕はこの世界で一人ぼっちになったような気分だ。でも、暗闇の中でも君がどこにいるのかは、すぐに分かる。夜風の中に紛れて笑顔の気配がする。僕がどれくらい君のことを必要としているのか、確かめてるんだろ?」 優しい闇の中、声は続く。暗いからこそ目を凝らして見ようとし、耳を澄ませて一言も漏らさず聴こうとする。感覚が研ぎ澄まされていく。 「でも、暗闇の中だから光が分かる。暗闇の中から光が生まれる。ほら、君の手を見つけた。やっぱり君の手って、光みたいだ」 ステージ上部に温かな光がいくつか灯る。ステージセットがぼんやりと色づいて輪郭を表し始めた。オレンジから青、藍色への美しいグラデーション。歌は「手のなるほうへ」。先の見えない時代にこそ、その歌詞が響く。グロッケンの澄んだ音色が響き、優しい歌声に引き込まれる。十音楽団の舞台においては、すべての曲が「ストーリーの一部」となり、新たな意味や意図を吹き込まれる。語りの言葉や間合い、パフォーマンス、そして舞台セットや照明と相まって、1曲1曲の魅力が鮮やかに心に届いてくる。 「ねえ。君と僕は、何回くらい会ってると思う?」 ピアノがリズムを刻み、右手の人差し指1本を立てて話し始める。 […]

十音楽団ツアー特集1

2021年12月1日 FF-Staff 0

新たな感動を連れて、あの「十音楽団」が帰ってきた 2019年、デビュー35周年記念として行われた「十音楽団」ツアー。再演を望む声も多かったあのステージが、2年ぶりに帰ってきました!フミヤが総合演出・脚本を担当し、舞台と歌を融合させた、どこにもないコンサート。第二弾は「青いレーベル」と題して物語が展開していきます。今回の会報では、リハーサルやゲネプロ、そして初日楽屋裏の様子をお届けします。 ★ファンクラブ優先予約は12月5日まで 「十音楽団」2022年開催公演分のファンクラブ優先予約は、12月5日(日)までこちらで受付中です。お申し込みはお早めに! ●リハーサル 都内スタジオでのツアーリハーサル。今回のツアーは、音楽監督兼ベーシストの有賀啓雄さんはじめ楽団メンバーが再集結。フミヤが描いたイメージを形にすべく、有賀さんを中心に音作りが行われてきました。リハーサルでは、実際に歌と動きと演奏を合わせながら、音色や音量、バランスなどをチェック。歌を含む“十の音”が、ひとつの作品となって完成していきます。フミヤは語りの部分に使うヘッドセットマイクを装着し、歌唱用のマイクと使い分けます。とくに普段と違うのは、バンドはフミヤの語りや動作も考慮し、楽器がいつどのように音を出すかまで決める必要があるということ。フミヤも「ここは、前回としゃべる内容を変えた」「ここを短くしたからよろしく」など、変更点を伝えながら作り上げていきます。舞台監督の中尾さんも「楽器は、フミヤのこの動きと同時に音を出しましょう」「フミヤは、この台詞までしゃべってから移動を」など細部まで目配り。それにしても、ようやくコロナも落ち着いてきた今、こうして大勢のミュージシャンが集まって演奏できるようになったことは嬉しいの一言。ここから生まれる最高のステージに、期待が高まります。 ●ゲネプロ ツアー間近の11月中旬、本番通りの最終通しリハーサルゲネプロが行われました。コンサート会場に本番の照明やステージセットが入り、各セクションが作り上げてきたものが完成形として目に見えるのがこの日。ここから本番まで、さらに精度を上げた最終調整が行われます。フミヤは、語りの部分の文章はもちろん、動き、歌い始めや歌い終わりの時点でステージのどこにいるべきか、など頭と身体に染み込ませていきます。全曲を通して演奏し、今回のステージの全貌が明らかに。ただし、本番通りといっても、お客様の入る本番とはまったく別物。やはりそこに受け取り手がいてこそ、コンサートは完成するのです。ああ、これは早くファンの皆さんに観ていただきたい!! と、うずうずしてしまうゲネプロでした。 ●11月20日 ツアー初日 いよいよ初日! 十音楽団ツアーは、滋賀のびわ湖ホールで幕を開けました。フミヤがインタビューでも話していた通り、2020年のACTIONツアー初日とは雰囲気が異なります。あの時はまだ先が見えず、いつ誰が新型コロナウイルスに感染しても、させてもおかしくない状況。場合によってはツアーが今日で強制終了してしまうかもしれない、そんな緊張感が漂っていました。そんな中、日本では9月から感染者数が極端に激減。もちろん引き続きマスクや消毒などの感染予防対策は続けながらも、今年の十音楽団ツアー初日には、明るく軽やかな雰囲気が漂っていました。お越しいただいている皆さんには、消毒やマスク着用、声を出さないなどのルールに引き続きご協力いただいています。ありがとうございます。 音楽監督 有賀啓雄さんよりコメント フミヤとは長いお付き合いのベーシスト&プロデューサー有賀さん。今回は音楽監督として十音楽団をまとめ上げ、本番ではベースを演奏しつつ指揮をとるバンドの要。びわ湖二日間を終えて、一言いただきました。 「十音楽団は、やっていて本当に楽しくてしょうがないです! 第二弾ということもあって、微妙にバージョンアップしています。もちろん今回初めて観る人も楽しんでもらえると思いますし、前回観てくれた人は成長具合を感じていただけるんじゃないかと。普通のライブと違って休みなしで段取りも大変ですが(笑)、そこが見どころでもあるんですよね。初日は、予想を遥かに超えた仕上がりでした。二日目もまた、違ういい形になりました。毎公演、藤井さんも含めて全体の形が変化したりしていて、すごくライブ感があるんですよ。それも十音楽団ならではの魅力だと思います。今からツアーで回数を重ねていくことが、さらに楽しみになっています。皆さんもぜひ楽しみにしていてください!」 ★ファンクラブ優先予約は12月5日まで「十音楽団」2022年開催公演分のファンクラブ優先予約は、12月5日(日)までこちらで受付中です。お申し込みはお早めに!

ACTIONツアー特集 4 One more ACTION 大阪城ホール

2021年9月1日 FF-Staff 0

ARENA CONCERT 2021 One more ACTION 2021.8.9 大阪城ホール ACTIONツアー本編とは別に設けられたアリーナ公演「One more ACTION」。当初は8月9日大阪城ホールと8月21日横浜アリーナの2本が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により横浜公演はやむなく中止。昨年、大阪で一歩目を踏み出したACTIONは、最終的に大阪で幕を閉じることとなった。貴重な唯一のアリーナ公演となった大阪城ホール、アリーナならではの迫力のライブ写真とフミヤの言葉をお届けしよう。 ACTIONツアーではスーツ姿だったが、この日は半袖のシャツで登場。カジュアルな中にも、レザーのブレスや二重のネックレスにロックな色気が漂う。客席のカラフルな光が、ぐるりとステージを囲む。「ずっと君に会いたかったけれど、コロナのやつが邪魔をして、なかなか君に会うことができなかった……」お馴染み「Style」前の言葉も、この日ならではの想いが届けられた。「だけど今、君と僕はこうして同じ空間にいる。それがどれだけ幸せなことか。今日はここへ会いに来てくれて、本当にありがとう。やっと君に会えた」フミヤがHOTAFURUを振り、会場も強くそれに応える。 ギターを弾きながら「I have a dream」。この日のための選曲のひとつだ。シンプルで温かみのあるサウンドに、藤井兄弟のハーモニーが乗る。パンデミックが続き、オリンピックもあれば紛争も続く2021年の世界に、LOVE & PEACEな1曲が届いた。「Yeah!(3方向に)こんにちは。こんにちは。こんにちは。まいど! ようこそ大阪城ホールへ。コロナとか台風とか大変な時期に、本当によくここまで来てくださいました。ありがとう。ま、座りますか。椅子もあることだし(笑)。久しぶりに城ホール。ギリギリ今日はやれてよかったです(拍手)」 中盤では「I Love you,SAYONARA」「Song for U.S.A.」に続き、「この大阪城ホールは1983年に完成、チェッカーズのデビューは1983年。私と同じデビュー。チェッカーズは1984年の7月30日にここで初めてコンサートをやります。A席が2500円。その年のマッチが3000円、500円安い(笑)。そこから解散の時までやったんで、今チェッカーズを歌ったら懐かしかったですね。私はソロも含めると80回も城ホールでやってるらしいです。(拍手)ACTIONツアー、コロナ禍で何度も延期になった。一番期間が長いチケットを持ってたのは関西の人たちです。クリスマスあたりのチケットが年を越してバレンタインになり、そのまま6月まで。ありがとうございました!」 メンバー紹介で最後に弟・尚之氏を紹介してから、声をかける。「せっかく今日は尚之がいるということで、F-BLOOD。お互いどっちかが死ぬ時まで続くユニットを組んでおります」尚之氏「たしか、ここでファンクラブのイベントをやった」「あー、やったな! 何年前だろう。もう俺たちの記憶はあてにならない(笑)」。普段なら客席から答えが返ってきただろう。これは2008年にデビュー25周年・ソロ15周年を記念して行われたライブ「THANKS」のことである。「じゃあ、せっかくなんでF-BLOODを聴いてください」優しいアコースティックギターから名曲「白い雲のように」。続いてポジティブなパワー満タンの「君を探しに」。どちらもこの日のためだけに選曲された。 「長く生きてるといろんなことがあるね。震災もあったし。あとコロナ。映画みたいなことを経験してますが、これを乗り越えたら俺たち結構強いぞ。あの時に比べれば、っていう話になるよね。今回コロナになって1年間ぐらい我々の職業はほぼ無職。俺たち人を集めるのが仕事みたいなものなんで。毎年デビューしてからほぼずっとツアーをやってるのがなくなった時、なんて幸せな仕事だったんだろうと心から思いました。こうやって聴きに来てくれる人がいないと歌えないんで、今日は本当にありがとうございます」 「冬またツアーやるんですけど。十音楽団。年相応というか、座ったまんま聴ける。本当はそういうの今やったほうがいいのかもしれないけど、コロナだからって静かなのをやるのもどうかなと思って。心が盛り上がるコンサートをやろうということで、ACTIONをやりました。(拍手)大阪はこうやってギリギリできたんですけど、もう1本の横浜がだいぶ危うい感じ。ひょっとしたら今日がラストかもしれない。あの野郎(新型コロナ)チクショー。ま、いつか大騒ぎできるコンサートをやれる時は必ずくる。その時はまたよろしく!(拍手)」 […]

ACTIONツアー特集 4 パシフィコ横浜7/11

2021年9月1日 FF-Staff 0

Fumiya Fujii Concert Tour 2020-2021 ACTIONSPECIAL ISSUE #4 ●2021.7.11 パシフィコ横浜 FF会員限定公演でありフミヤのバースデー。フミヤも心置きなく100%身内感覚で楽しむライブは、本番でありながらも、一緒に頑張ってきた仲間との打ち上げのような気持ちかもしれない。FFならではのリラックストーク、そしてスペシャルなサプライズの様子をお届け。 最初のMCでは「Yeah! ようこそ、FFバースデーライブへ。まあ……座れば?(笑)」と口元を緩める。一瞬いつものように「お座りください」と言いそうになり、そうだ今日はFFだったとモードチェンジ。「今日は、俺の誕生日にようこそ。(会場中をぐるりと指して)こんなに大きなプレゼントをいただきまして、幸せもんだと思います! 59ちゃいになりました(笑)。(拍手)昔で言えば立派なオッサン……も通り越してる(笑)。みんなのおかげで、頑張って歌っております。シーンとしてるのでしゃべりにくいんですが、まあ、何をしゃべっても許される身内みたいなもんなんで。楽しく最後まで、祝っていただければ、私を(笑)。ACTIONはFFオンリーのライブで始まりまして、今日もFFオンリー。FFに始まりFFに終わる」配信で視聴しているファンにも、カメラ越しに声をかける。「こんにちは。ようこそバースデーライブへ! そこは自分の部屋なんで、ビールとかシャンパンとかワインとか置いてあったら、乾杯! 楽しんでください」。過去の多くの中継とは異なり、コロナ禍では配信でしか見られない人も多い特殊な状況。だからこそフミヤの、こんな時だからこそ楽しんでほしいという気持ちも強くなっている。 「次は、ご存知かと思いますが(笑)タイムマシーンに乗せるコーナーです。コロナで、みんなを元気づけようと思って、自宅でギター弾きながらチェッカーズを歌って。最初怖かったじゃん。何だか分からないし怯えてたよね、俺たち。何もできないし。それでチェッカーズを歌ったんですが、非常に反応も大きく。世の中こんなことが起きるんだ、ぼーっとしてる場合じゃない、チェッカーズも歌った方がいいんじゃないかと。ACTIONからガンガン歌うことになりました。この歳で歌うと、逆に若返るというか新鮮というか。この歳まで我慢して良かったなという気がしてます(笑)。それでは皆さん、こんだけ乗れるタイムマシーンってのは、かなりでかいです。それでは行きましょう、1980年代へ、一緒に」この日のタイムマシーンは、「星屑のステージ」「ジュリアに傷心」「I Love you, SAYONARA」、そして「Song for U.S.A.」で、あの頃に連れて行ってくれた。「タイムマシーンの乗り心地は、いかがでしたでしょうか?(カメラに)あなたも、お部屋がタイムマシーンになりましたか? みーんなFFだから。ま、座ろうか。この気軽な言い方(笑)。ゆっくりしてて」 「去年のバースデーはF-BLOODでしたね。やっぱり毎年誕生日はコンサートやっていこう! だってお祝いしてくれるんだもん、みんな。最高のプレゼントじゃない? この大きなキラキラ光ってるの。本当にありがたいこっちゃ。いつまでも一緒にお祝いできればなと思います。(拍手)こんなたらたら長く話していいのも、みんな身内だからっていうね(笑)。そんな静かな感じから、いきなりロックンロールに行くからね。分かってると思うけど(笑)。じゃあ行くよ、もうなんも言わん、始めるよ! 立って立って!(笑)」 […]

ACTIONツアー特集 4 パシフィコ横浜7/10

2021年9月1日 FF-Staff 0

Fumiya Fujii Concert Tour 2020-2021 ACTIONSPECIAL ISSUE #4 本当にありがとう!みんなと一緒に作ったツアーでした 2021年8月、ついにACTIONツアーが幕を下ろした。7月10日が、一般発売されたACTIONツアーの公式な最終日。とはいえインタビューでもフミヤが語っているように、フミヤとFFメンバーにとって真の意味での着地点は、バースデーライブでもある7月11日だったと言える。さらに追加で「One more ACTION」と題し開催された大阪城ホール公演も、参加した人にとってはツアーを締めくくる着地日となったはず。今回は、そんな3公演のライブ写真とMCの抜粋、FFメンバーからのツアー感想をお届けしよう。あなたがフミヤとともに作ってきたACTIONツアー、4号に及ぶ特集の締めくくりとして、たっぷりどうぞ。 ●2021.7.10 パシフィコ横浜 横浜2DAYS、1日目。これが一般発売を含む公式なツアースケジュールの最終日だ。衣装は黒いスーツに、スカーフタイプのネクタイでひらりと魅了する。MCにも、ツアー終了への万感の思いが溢れる。 「コロナ禍の中を、よくぞいらっしゃいました。ま、お座りください。今日は一応、このACTIONツアー最終日となっております。始まったのが10月31日。本当はとっくに終わるはずだったんですけどね。中止とか延期とかの連続で。多いところは2回ぐらい場所や日付が変わって。今日もですが、よくチケットをキープしていただきました。ありがとうございました。残念ながら日程が合わなくて来られなかった人は、そのチケットを買って今日来られた方もいるので、それはそれで。この会館はどんなレストランより、どんな乗り物より広い。空調もばっちり。皆さんもルールを守ってる。今日はゆっくり最後まで楽しんで帰ってほしいと思います!」 「生の配信があるせいか、しゃべりがちょっと固いですね。レスポンスがないとしゃべりにくいんだよ。つまんない講義の先生みたいでさ。コンサートで声出しちゃダメって、すごい世界だよね。シュールだよ(笑)。でも、皆さんがルールを守ってくれるから最後までできました。本当にありがとうございました。でも来年ぐらいのライブは大騒ぎしましょうね、ほんとにね。(拍手)あれが普通のことだったんだけど」 「ずいぶん長く歌わせていただいております。昭和・平成・令和、3つの時代をまたいで。時代的に言うとデビューはレコードとカセットテープですからね。でも、やってることは全然変わらない。それを見に来てくださる皆さんも、変わらない。世の中いろんなものが変わっていきますけど、変わらない心や変わらない好きなものは、変わらないで行こう! Yeah! それでは超アナログな曲を皆さんにプレゼントしたいと思います」サックスの音色に乗せて「久しぶりに会ったけど何も変わらないな」と、「涙のリクエスト」へ。「ダイヤルの前は、手紙だった。恋愛には通信機能が必要です。昔の人は恋文を書いて。俺だって中学校ぐらいの時ラブレター書いたことあるし、交換日記とかして。サンリオの帳面とかで。(会場:笑)そのあと電話。家の電話ですよ。長電話してると、おふくろからえらい怒鳴られた。『毎日学校で会いよろうが! なんばそげん話すことがあるとか!』って(笑)」 ラスト「エンジェル」を歌い終えて手を広げ、にっこり笑う。人差し指を立てて「お、わ、り(笑)。今日はありがとうございました! ACTIONツアー、今日が迎えられたことを、本当に感謝したいと思います。またお会いしましょう。またと言わず何度も何度も。今年は後半にもうひとつツアーをやる予定です。次はちょっと静かなコンサート、十音楽団またやります。そん時また来てください。長いツアーでしたけど、最後まで延期・延期・中止とかありましたが、本当に本っ当〜に、みんなのおかげです。ありがとう!」 <2021.7.10 SET LIST>BET/TOKYO CONNECTION/UPSIDE DOWN/Style/この空の真下で/Rolling my […]

ACTIONツアー特集

2021年6月17日 FF-Staff 0

Fumiya Fujii Concert Tour 2020-2021 ACTION SPECIAL ISSUE #3 3号連続のACTIONツアー特集。今回は、ライブ感そのままの写真をたっぷりご堪能ください。併せて、「今だからこそ、心が盛り上がるコンサートを」というフミヤの想いを一丸となって形にしている、スタッフからのコメントもお届けします。ツアーはまだ続きます。これから各地でご覧になる方は、どうぞ、引き続きお楽しみに。また、今回はツアーには参加できないという方も、その選択自体がひとつのACTION。フミヤとつながる気持ちは一緒です。 <SET LIST>BET / TOKYO CONNECTION / UPSIDE DOWN / Style / この空の真下で / Rolling my Stone […]

ACTIONツアー特集2

2021年3月15日 FF-Staff 0

2020年10月31日のFF会員限定公演から幕を開けた、ACTIONツアー。いまだ続くコロナ禍で公演延期を余儀なくされてはいるが、希望を持って春の再開を待ちたい。前号に続くツアー特集、今回は12月24日・渋谷公演の様子をレポート。この日は配信も行われ、会場だけでなく全国でも多くのファンが堪能。あらためて、写真と文字で記憶に刻みたい。 2020年を締めくくる、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)公演。クリスマスイブだというのに渋谷の街にはカップルどころか人も少ない。13本目となった渋谷も、引き続き収容人数50%で、万全の感染防止対策のもと開催された。 青い闇に浮かぶステージにフミヤが現れると、マスクをし歓声を上げられない客席から熱い拍手が起こる。「Hi, everybody! Are you ready?」フミヤが問いかけながら腕で丸を作ってみせると、準備万端のファンも「○」で応える。「さあ、始めようか。Band standby. Come on, action!」映画撮影のカメラを回すイメージのオープニング、バンドへのキュー出しでライブが始まった。こんな形でACTIONのワードを頭に持ってくるとは。フィルムのように、止まっていた時間が流れ始める感覚だ。 幕開けは「BET」。当初ツアーとして予定されていた「フジイロック」、そのアルバムオープニング曲である。ステージの背景にはACTIONのロゴが点滅し、鳥肌モノのインパクト。ツアー敢行に賭けるフミヤの想いが伝わってくる。続けてサックスの高音から「TOKYO CONNECTION」。今日は生配信も同時に行われ、舞台前や左右にカメラが入っている。東京まで出かけることが容易ではない今、全国のファンと共有できていると思うと楽しい。「UPSIDE DOWN」手拍子で会場中の光り物がキラキラと輝く。今回、光り物はファンからフミヤに気持ちを伝えるためのコミュニケーションツールとして重要な役割を果たしている。オープニングから一瞬も興奮が止まらない3曲の疾走感。一転、静かな闇でフミヤが語る。「ずっと君に会いたかったけれど、コロナのやつが邪魔して、なかなか君に会いに行けなかった。でも僕は、君と会っていないと自分が消えてしまいそうで…。だから今日、君に会いにきた」。「Style」気怠く重いリズムと歪んだギター。芯の太いロックナンバー「この空の真下で」は、絞り出すような叫び。そしてフミヤのギター1本から、ソロで初の披露となる「Rolling my Stone」、パトカーのサイレンと乱れた息遣いから、「100Vのペンギン」。独特なメロディが、カオスな時代のメッセージ性を強めている。パントマイムで見せる壁の閉塞感は、今マスクを付けてライブを見ている今にも繋がる。叩いても壊せない壁を、みんなで壊して進もう、と。ここまで7曲ノンストップ。長い長い拍手が止まない。 フミヤ(以下F):Yeah!元気ですか?(客席は手で○)OK(笑)。本日は、コロナで大変な中、よく渋谷公会堂までいらっしゃいました、本当にありがとう。会えてよかったです。一時は収まりかけたんですけどね、また年末になってアイツが復活してきた。ムカつく。お客さんは半分ですけど、こっから見たら満員に見えます。君たちの心が大体二人分ぐらいあると思ってます。(拍手)みんなマスクしてるんで年齢不詳。目だけだと20代ですね。はい20代の人―?(みんな挙手)図々しいな!(笑) では次は、あなたの目から、そして耳から、私が若返りの魔法をかけます。じっとこの指を見てください。眠くなっちゃダメですよ。ドモホルン〜〜〜フミヤ! ドラムの4カウントから、「星屑のステージ」そして「ジュリアに傷心」。衝撃と歓喜。会場から小さく歓声が漏れ、涙に濡れてのダンス。懐かしい手振りが揃う。しばらく動けない人や、曲中ずっと泣いている人もいる。初期の楽曲ゆえに、年齢的にリアルで聴くのは初めてという人も少なくない。「WANDERER」、「I Love you, SAYONARA」と人気楽曲が続く。思うように会えなかった2020年。サックスも一緒に、空白の時間を取り戻すように歌い上げる。一気に心をさらわれて、あの時へ。大きな拍手が贈られる。 F:音楽っていうのは不思議なものですね。タイムマシン。その時のことを思い出すというよりは、もう、その時の自分になっちゃう。コンサートというのは船みたいなもんで、始まると出港して、本当は元の場所にはいないんですよ、今。旅の途中。大丈夫、終わる頃にはちゃんと渋谷に着いてますから(笑)。(拍手)さてさて、今日でこのACTIONツアー、今年の分が終わります。今日はとりあえずギリギリの感じで、やれてよかったです。そういえば一回も言ってないね、メリークリスマス! […]