ACTIONツアー特集 4 One more ACTION 大阪城ホール
ARENA CONCERT 2021 One more ACTION 2021.8.9 大阪城ホール ACTIONツアー本編とは別に設けられたアリーナ公演「One more ACTION」。当初は8月9日大阪城ホールと8月21日横浜アリーナの2本が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により横浜公演はやむなく中止。昨年、大阪で一歩目を踏み出したACTIONは、最終的に大阪で幕を閉じることとなった。貴重な唯一のアリーナ公演となった大阪城ホール、アリーナならではの迫力のライブ写真とフミヤの言葉をお届けしよう。 ACTIONツアーではスーツ姿だったが、この日は半袖のシャツで登場。カジュアルな中にも、レザーのブレスや二重のネックレスにロックな色気が漂う。客席のカラフルな光が、ぐるりとステージを囲む。「ずっと君に会いたかったけれど、コロナのやつが邪魔をして、なかなか君に会うことができなかった……」お馴染み「Style」前の言葉も、この日ならではの想いが届けられた。「だけど今、君と僕はこうして同じ空間にいる。それがどれだけ幸せなことか。今日はここへ会いに来てくれて、本当にありがとう。やっと君に会えた」フミヤがHOTAFURUを振り、会場も強くそれに応える。 ギターを弾きながら「I have a dream」。この日のための選曲のひとつだ。シンプルで温かみのあるサウンドに、藤井兄弟のハーモニーが乗る。パンデミックが続き、オリンピックもあれば紛争も続く2021年の世界に、LOVE & PEACEな1曲が届いた。「Yeah!(3方向に)こんにちは。こんにちは。こんにちは。まいど! ようこそ大阪城ホールへ。コロナとか台風とか大変な時期に、本当によくここまで来てくださいました。ありがとう。ま、座りますか。椅子もあることだし(笑)。久しぶりに城ホール。ギリギリ今日はやれてよかったです(拍手)」 中盤では「I Love you,SAYONARA」「Song for U.S.A.」に続き、「この大阪城ホールは1983年に完成、チェッカーズのデビューは1983年。私と同じデビュー。チェッカーズは1984年の7月30日にここで初めてコンサートをやります。A席が2500円。その年のマッチが3000円、500円安い(笑)。そこから解散の時までやったんで、今チェッカーズを歌ったら懐かしかったですね。私はソロも含めると80回も城ホールでやってるらしいです。(拍手)ACTIONツアー、コロナ禍で何度も延期になった。一番期間が長いチケットを持ってたのは関西の人たちです。クリスマスあたりのチケットが年を越してバレンタインになり、そのまま6月まで。ありがとうございました!」 メンバー紹介で最後に弟・尚之氏を紹介してから、声をかける。「せっかく今日は尚之がいるということで、F-BLOOD。お互いどっちかが死ぬ時まで続くユニットを組んでおります」尚之氏「たしか、ここでファンクラブのイベントをやった」「あー、やったな! 何年前だろう。もう俺たちの記憶はあてにならない(笑)」。普段なら客席から答えが返ってきただろう。これは2008年にデビュー25周年・ソロ15周年を記念して行われたライブ「THANKS」のことである。「じゃあ、せっかくなんでF-BLOODを聴いてください」優しいアコースティックギターから名曲「白い雲のように」。続いてポジティブなパワー満タンの「君を探しに」。どちらもこの日のためだけに選曲された。 「長く生きてるといろんなことがあるね。震災もあったし。あとコロナ。映画みたいなことを経験してますが、これを乗り越えたら俺たち結構強いぞ。あの時に比べれば、っていう話になるよね。今回コロナになって1年間ぐらい我々の職業はほぼ無職。俺たち人を集めるのが仕事みたいなものなんで。毎年デビューしてからほぼずっとツアーをやってるのがなくなった時、なんて幸せな仕事だったんだろうと心から思いました。こうやって聴きに来てくれる人がいないと歌えないんで、今日は本当にありがとうございます」 「冬またツアーやるんですけど。十音楽団。年相応というか、座ったまんま聴ける。本当はそういうの今やったほうがいいのかもしれないけど、コロナだからって静かなのをやるのもどうかなと思って。心が盛り上がるコンサートをやろうということで、ACTIONをやりました。(拍手)大阪はこうやってギリギリできたんですけど、もう1本の横浜がだいぶ危うい感じ。ひょっとしたら今日がラストかもしれない。あの野郎(新型コロナ)チクショー。ま、いつか大騒ぎできるコンサートをやれる時は必ずくる。その時はまたよろしく!(拍手)」 […]