彩事季 ー 若者世代へのメッセージ

2021年9月1日 FF-Staff 0

若者世代へのメッセージ 我が母校の創立記念祝賀会での講演を頼まれた。だが講演なんて歌うより難しいし、普段していないことなので丁重にお断りして、ビデオでお祝いの挨拶を送ることにした。とはいえ何か立派なことを言わないとなぁ。高校生かぁ……15歳~18歳の若者に何を言おうか。オヤジの退屈な挨拶にならずに、これからの人生に“ためになる話”ねぇ……。実は時々こうして「若者へのメッセージを下さい」と頼まれることはある。そんな時はいつも「夢を持とう」と言うことにしている。出た出た、と言われそうな一見ありがちなセリフだが、なぜ夢が必要で大切なのかを説明するようにしている。 その前に「なぜ君たちはこの高校へ進学したのか?」いずれ社会へ出る準備として学ぶ、それが進学の本来の目的だろう。とはいえ、学生時代に人生の明確なビジョンなんて持っていないのが普通。自分も日々、その場の楽しさやラクな方を選んで生きていた気がする。その学生時代はあっという間だ。自立心が生まれる中学あたりからが本当の意味での学生時代だとすると、中学3年間+高校3年間+大学4年間=長くても10年ほど。一方で、20歳前後で就職して65歳定年だとしたら社会人期間は約45年間。定年後も働くならもっと長い。後から振り返ると、学生時代は実に短いのだ。だから大切にしてほしいキーワードを3つ話そう。 「夢」人生には地図がない。どこへ行こうと自由である。だが未来はあまりに広く漠然としていて、どこに進んでいいのかも分からない。そこで道標になるのが「夢」だ。最初は好きなことが夢になりやすい。好きなことなら楽しく学べる。スポーツ選手やアニメーター、ミュージシャン……もっと知りたい、もっと上手くなりたい!と努力できることなら何でもいい。もしシェフになりたいなら、進む方角はある程度明確になる。その先で道はまた枝分かれする。フレンチ、イタリアン、日本食、パティシエ…etc. ここでもやはり「夢」が人生の道標になる。同じ夢を抱く仲間や友人が増えてゆく。夢はコミュニケーションの輪を広げてくれるのだ。さらに、夢は大きくという意味では「君が立っている場所は世界へ繋がっている」とも言える。先日の東京オリンピック女子柔道で金メダルを取った素根輝選手は、南筑高校柔道部から世界一になった。出会いや別れを繰り返し、結婚や子育てなど人生を歩む中で、夢は大なり小なり形を変えてゆく。たとえ当初望んだ形で叶わなくても、そこまでの努力によって別の夢が見つかったりもする。 「社会とは」学校から社会に出る時には、どんな職種のスタート地点に立つのかも重要だ。でも学生にとっては、まだ「社会」というものが漠然としていてピンとこないだろう。社会とは、人と人があらゆる繋がりを持つことで形成されている共同体のこと。例えば、地域の巨大ショッピングモールを想像してみてほしい。子供の頃から、家族とモールへ行くことが楽しみだった人も多いのではないだろうか。そこには多くの会社や店舗が関わっており、大勢の人が働いている。それぞれの店舗に商品があり、販売スタッフ、管理する社員、経営者がいる。衣食住に関わる店をはじめ、旅行会社、スポーツジム、銀行、クリニック、ゲームセンター、映画館なども入っている。建物内を警備や掃除する人もいるし、モールを建てた建設会社や設備管理の会社もある。そしてモール全体を経営している会社があり、その支店や本社がある……このように、異なる職種が技術や経験を持ち寄り、全体としてひとつの形を成している。つまり、モール自体が“小さな社会”と言える。「では、もしあなたがショッピングモールで働くとしたら、どの仕事をしたいですか?」これが職種を考える・就職する、ということだ。アルバイトですぐにできる仕事もあれば、勉強や資格取得が必要な仕事もあるだろう。就きたいポジションによって、必要とされる能力や努力の度合いも異なる。 「愛とは」「夢」「社会」と来て、最も大切なのが「愛」だ。これがなんとも説明しにくい上に、愛という単語を使った途端に胡散臭くなってしまう。でも実際、愛がすべてだ! 唄の歌詞のようだが、本当にそれが一番大切なのだ。世界はさらにデジタル化が進み、人は今まで以上にパソコンやスマホに依存する。コミュニケーションすらスマホを通すことが主流で、人間の感情も機械のようにクールになってしまう。いつでもどこでも誰かと繋がっているはずなのに、孤独を感じている人は多い。本来なら直接の触れ合いで生まれるはずの「愛」が、薄れているからだ。日本は近年、引きこもりや自殺が社会問題になっている。そして毎日のようにどこかで事件が起きている。中でも「誰でもいいから殺したかった」という無差別殺人が起こる理由は、その人の心から愛が完全になくなってしまったからだ。世界のどこにも、愛せる人も愛してくれる人もいないと感じてしまう。自分を想ってくれる人、自分のために喜ぶ人も悲しむ人もいない。過去も現在も未来も、自分の中に愛を見出せない完全な孤独。そうなると生きている意味など感じられず、感情が歪み始め、社会や他人のせいだと被害者意識を持ってしまう。挙げ句の果てに事件まで起こしてしまったりする……。愛がなくなるというのは、本当に怖いことなのだ。周りに大切な人がいるからこそ、心が優しさや道徳に守られ、今を頑張って生きてゆこうと思える。愛ある自分でいるためには、やはり夢が関係してくる。夢を持ち、社会と繋がっていることが大切だ。夢があれば、自然に行動する力が湧いてくる。行動すれば社会との繋がりが生まれる。人と人を繋ぐコミュニケーションこそ愛であり、愛はコミュニティの土台でもある(我々FFも、小さいながらも“愛のコミュニティ”として社会と繋がっているわけです)。 というわけで、「夢」「社会」「愛」。学生にはこの3つのテーマを伝えたいのだが……なんだかすでに随分退屈なオヤジの話に聞こえる。クールな若者たちにこの話をどう伝えればいいのか、それが一番の問題ですなぁ~。いっそ音楽に乗せた動画をQRコードにしてGetさせた方がいいのかもな!

THE EDITOR’S POSTSCRIPT

2021年6月17日 FF-Staff 0

▶︎FFFには95年から関わっています。あとがきまでお読みくださる方も少なくなく、コミューン内で「皆さんと生きている」感覚があります。これからもご一緒に愉しみましょう。あらためて末長くよろしくお願いします♪/Kaori▶︎次号よりWeb会報となりますが、変わらず楽しんでいただけるようにしっかりやります!/Iwanaga▶︎一人で我慢は出来なかったと思います。皆さんと一緒だから乗り越えて行ける。/takaki▶︎ワクワクしたい!見つけたい!/nakai▶︎新しいこと・苦手なことへの挑戦はちょっと勇気がいる。その分、楽しさや充実感、達成感はハンパない!! まずはTRYするべし、自分!! /ya-c FFFvol.110は、2021年9月初旬にWEB会報「FFF」として発行(会員サイト内にアップ)予定です。日程は都合により前後することがあります。また、年4回の会報発行以外にも、リアルタイムなリリースやツアー情報、インタビューなどを随時公開してまいります。さらに進化する「FFF」を、どうぞお楽しみに!発行日が決まりましたら、オフィシャルサイトおよびメール配信にてお知らせします。 FFFvol.109 STAFF PRODUCER: Ken MasudaDIRECTOR & WRITER: Kaori SakamotoEDITORS:Toshikatsu Iwanaga / Yoko Nakai / Koichi Takaki / Minako YamaguchiART DIRECTOR: Gen […]

会員特典/注意事項

2021年6月17日 FF-Staff 0

会報誌巻末に毎号掲載しておりました「FF MEMBERSHIP」は、名称を「会員規約」に変更し、インターネット上でいつでもご覧いただけるようになりました。最新の会員規約はこちらから、各お手続き詳細はオフィシャルサイト>Q&Aをご確認ください。

各種サービスご案内

2021年6月17日 FF-Staff 0

https://fumiyart.com https://www.instagram.com/fumiyart_official/ 公式サイト https://fumiyafujii.net https://yt.be/music/FFujii http://m.fumiyafujii.com/ 毎月更新の限定壁紙や、趣向をこらした参加型の企画など、さまざまな特典やコンテンツが満載! <推奨環境/OS・ブラウザ>※タブレット端末は非対応iOS 4.0以上、Mobile Safari 4.0以降、Android 2.2以上、標準ブラウザ

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2021年6月17日 FF-Staff 0

For FF Members Only!フミヤとつながる!FFがもっと便利になる! FFライフに欠かせない各種お手続きやお申し込みは、すべて「会員サイト」から!ログインの上、ご利用のサービスへお進みください。【登録無料】

各コーナーへのご応募は・・・・

2021年6月17日 FF-Staff 0

・藤井写真館 photo@ffm.co.jp・FF MEMBER’S VOICE voice@ffm.co.jp・SPACE ART space-art@ffm.co.jp 藤井写真館「お題」に沿った画像をメールでお送りください。本文に会員番号、お名前(アルファベット表記)、簡単な解説を書き添えて送信してください。写真はご自分で撮影したものに限ります(インターネットからの転用や他者から貰った画像は不可)。※写真の向き=上下の向きを正しい位置に編集して添付してください。★GOLD・SILVER・BRONZEをはじめ入賞された方には、フミヤ直筆メッセージ入り・オリジナルカードをプレゼント!! 皆さんの率直なご意見・ご感想を聞かせてください。本文に会員番号とお名前(アルファベット表記)を記入の上、メールにてご応募ください。 カット(挿し絵)として会報のスペースを飾ってくださる作品をメールでお送りください。写真を加工したものや挿し絵用ミニカットなど何でもOK。メール送信の際は、本文に会員番号・会員番号・お名前(アルファベット表記)を記入の上、ご応募ください。 ●お名前表記について掲載時は会員番号とお名前(アルファベット表記)を掲載しますので、フルネームのアルファベット表記も必ず明記してください(フルネームでの掲載を希望されない場合はイニシャルを明記)。★掲載にあたり、お便りの一部を削ったり文章を校正させていただく場合がありますのでご了承ください。

FF MEMBER’S VOICE

2021年6月17日 FF-Staff 0

ライブやCDの感想、会報の感想、FFグッズのおすすめの使い方、ファンのマナーについて思うこと… などなど内容はなんでもOK!FFFはフミヤとFFメンバーが一緒に作る会報です。一方的なお知らせではなく双方向性のある誌面にするため、皆さんの声を聞かせてください。 ★いつもたくさんのお便りありがとうございます。誌面には限りがあるのですべてを掲載することはできませんが、いただいたお便りはすべて読ませていただいています。これからもご意見やご感想をどんどんお寄せください

藤井写真館

2021年6月17日 FF-Staff 0

毎回フミヤがお題を出します。そのお題に合った画像に簡単な解説をつけてメールでお送りください。フミヤが1枚ずつ選考します。 アートな作品をたくさんお待ちしています。 FF-077950 IKUMI INENAGA「コロナに気をつけてね~!」と言いながら、母が亡くなり、ちょうど1年。毎年一緒に摘んでいた菜の花、今年も満開になりました。 FF-084327 FUMI KUSUBAE2歳の娘が「ママかくれんぼしよ! ママがオニね」と言うので、背を向け10秒数え、「もういいかい?」と聞くと「もういいよー!」と。振り向いたら!! 思わず笑いそうになりましたが、しばらく「どこだー? どこだー?」と探す振りをしてみました(^_^)♡ FF-077026 YUMIKO SODAI飼い猫ちゃんが、仕事がリモートに切り替わった主人の休憩に付き合ってくれていました。コロナがなければ、平日、庭で一緒に日向ぼっこすることはなかったと思います(^^) FF-068416 SUMIYO URATAド根性ビオラ、発見! 庭の種が飛んだらしく、コンクリートで固められたガレージの片隅で、ポツンとかわいい花を咲かせていました。ごくわずかな土にしがみつき、冬を耐え忍び、開花する力強さと健気さに感動しました。 FF-000525 YUKI MATSUMOTOそれは、6年前に他界した母の誕生日の朝。いつものようにお仏壇に手を合わせ、キッチンに立つと、シンクの水痕が笑ってた。母からのエールのように感じました。 FF-001257 NAMIHO KATO近所に咲いた満開の桜を見て、思わず踊り出した息子(笑) コロナで大変だけど、楽しそうな様子に幸せを感じた瞬間でした(o^-^o) […]

F’s RECIPE 第29回 ー イタリアン・サバサンド

2021年6月17日 FF-Staff 0

「イタリアン・サバサンド」 あるイタリアンカフェで食べたツナサンドがとても美味しくて、家にあったサバ缶で真似て作ってみたところ、なんとツナよりも美味しかったのです! 我が家のアレンジが加わり、さらに自慢の一品に。 ❶サバ水煮の水分をよく切って、ボウルに入れる。 そこに細かくみじん切りにした玉ねぎ、種を取って実を小さめに切ったオリーブの実、軽く切ったケッパー、オリーブオイル、マヨネーズ、ブラックペッパーを足して、サバと混ぜ合わせる。味が薄ければ塩を少々足す。 ❷食パンを2枚トーストし、パンが水分を吸わないように薄くマヨネーズ(分量外)を塗る。半分の量をトーストにのせ、ディルをのせる。イタリアンパセリやセロリの葉を刻んだものでもOK。ハーブがなければ入れなくてもよいけれど、加えると味のグレードが上がる! ❸もう1枚のトーストで挟んで、カットすれば出来上がり。この分量で2人前の具になりますが、少なめにのせればギリギリ3人分はいけるかも。それではLet’s try!

Fumiya’s Favorite ー 時々とんかつ

2021年6月17日 FF-Staff 0

時々とんかつ 時々、無性にとんかつを食べたくなる時がある。夫婦でとんかつが大好きなのだが、食べる機会は少ない。だから、とんかつを食べる時は意気込んで行く。よく行くお店は二つあり、どちらも人気店で甲乙つけ難く美味い。テレビの取材でも行ったことがある。予約は取れないし、食事の時間帯はいつも行列でしばらく待たないと入れないので、夕方オープンすぐを狙う。朝から心に決め、開口一番「今日はあの店のとんかつを食べに行くぞ!」と宣言する。その瞬間から、その日はとんかつモードになる。なにしろ夕方4時から食べる計画なので、当然お昼は抜き。とにかく空腹で参上!という心意気なのだ。店に入るとほぼ一番乗りで最初は貸切状態だが、さすが人気店、食べ終える頃にはほぼ満席になっている。 オーダーするのはもちろん「とんかつ定食」。やはりとんかつには白米に限る。最初から酒は飲まないと心に決めているので、車で行く。たまのとんかつ、せっかくだから2種類食べたい。特選ヒレと特選リブロースをオーダーする。どちらも約3000円の豪華定食。特選の場合1000円上がるのだが、この値段でこのセットディナーと考えれば最強だ。とんかつ定食の基本は、とんかつ・豚汁・お新香。皿にはたっぷりのキャベツとポテサラが付いていて、キャベツはおかわりができる。ご飯も、この時ばかりは大盛りにする。さらに、ここでもうひとつ悩むメニューがある。それはカレールー。なかなか普段カツカレーを食べる機会などないので、欲張ってカレールーも頼む。やはり空腹だと、あれもこれもと欲張りになってしまう。まずロースから。最初の一口は塩だけで食べる。脂がジュワァーッと口の中に広がり、目を閉じて、シンプルな塩味の柔らかい豚肉の旨味を味わう。揚げたての熱々で毎回口をやや火傷し、上顎の薄皮がめくれる。そこからいよいよ基本のソースだ。特製ソースに辛子を溶き、熱々のとんかつにレモンをちょい搾ってから、たっぷり付ける。ロースからご飯、ヒレからご飯、からの豚汁。合間でキャベツも忘れてはならない。あぁ至福の時! フードファイターみたいに黙々モグモグ食べ、食べ終えるとそりゃもう腹パンパンで胃の許容量を超えている。もう・う・ご・け・ない! 日本が世界に誇る「とんかつ定食」。考えた料理人は天才ではなかろうか。外国人もファンが多い。とくに東京人はとんかつ好きなのだろう、昔からとんかつ屋が多い。どこも専門店で、なぜかカウンター。さらにここ数年で、東京のとんかつ事情は激変しているようだ。肉・パン粉・油・米など、すべてにこだわりを持つ新しい店が増えている。日本人って本当に凝り性。もちろん、とんかつ好きとしては実に喜ばしい進化である。そんなわけで、時々とんかつを食べに行くことは私にとって一大イベントなのだ。