FUMIYART展 in 2022

2022年3月7日 FF-Staff 0

FUMIYART展 in 2022 2019年からスタートし、全国巡回中の「藤井フミヤ展」。今年も、すでに2カ所での開催が決定しています。十音楽団の公演と併せてのアート旅もおすすめ!詳細は、決まり次第FUMIYARTオフィシャルサイトにてお知らせいたします。 デジタルとアナログで創造する藤井フミヤ展多様な想像新世界 The Diversity ●FUMIYARTオフィシャルサイト&インスタグラム FUMIYART最新情報やフミヤの日常から生まれたアートをを随時更新中。チェック&フォローをお忘れなく! FUMIYARTオフィシャルサイト  https://fumiyart.comInstagramアカウント  fumiya_fujii_ff ●書籍「All About FUMIYART 藤井フミヤの想像新世界」 FUMIYARTを多角的にひもとく一冊、大好評発売中!「All About FUMIYART 藤井フミヤの想像新世界」(美術出版社) 巡回展を機に、FUMIYARTの世界に迫る書籍が発売されました。リアルタイムに進化し続けるFUMIYART作品、そして画家としてのフミヤの視点を堪能できる貴重な一冊です。お家でじっくりと、フミヤの世界に浸ってください。 国内を巡回する展覧会「藤井フミヤ 多様な想像新世界」を機に、藤井フミヤの創造性に迫る。1993年にCGアーティストとして作品を発表し、2003年には活動10周年の集大成として大規模巡回展「FUMIYART」を実現。2019年におよそ16年ぶりとなった個展「多様な想像新世界 The Diversity」は、わずか11日間の会期だったにも関わらず、入場者は2万人を突破。FUMIYARTが持つ、アートの垣根を超えた魅力とは何か。音楽活動と並行しながらも、膨大な時間をアートに費やす理由とは。多様な技法を用いた作品群を総覧し、その画業=FUMIYARTを多角的にひもとく。 著者:藤井フミヤ発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ 発売:美術出版社発売日:2021年6月21日定価:本体3,000円+税仕様:B5判/144ページ内容:ロングインタビュー/巻頭ギャラリー(最新作を含む作品ビジュアル)/制作過程/対談/関係者に聞く藤井フミヤの素顔と作品 ほか

FF INFORMATION

2022年3月7日 FF-Staff 0

■F-BLOOD 今秋ツアー決定!! 新型コロナウイルス感染症拡大により開催中止となった「F-BLOOD LIVE TOUR 2020」から約2年。デビュー25周年を迎えるF-BLOODが、いよいよ全国の皆さまのもとへ! チケット優先予約(抽選)は2022年6月中旬を予定しております。詳細は次号会報にてお知らせいたします。すべての会場において着席・全席指定となります。 『F-BLOOD CONCERT TOUR 2022(仮)』 <ツアースケジュール>10月5日(水) 愛知・名古屋市公会堂10月9日(日) 熊本・熊本城ホール シビックホール10月10日(月/祝) 福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール10月15日(土) 宮城・SENDAI GIGS10月22日(土) 広島・NTTクレドホール10月30日(日) 愛媛・松山市民会館 中ホール11月2日(水) 北海道・Zepp Sapporo11月5日(土) 神奈川・KT Zepp Yokohama11月12日(土) 東京・中野サンプラザ11月13日(日) 東京・中野サンプラザ11月22日(火) 新潟・新潟市音楽文化会館11月26日(土) 兵庫・神戸国際会館こくさいホール12月3日(土) 大阪・フェスティバルホール12月4日(日) 大阪・フェスティバルホール ※下の写真は過去にスタンディング形式で開催した時のものであり、今回の着席形式とは異なります。 ■「十音楽団」ツアー、最終公演までお見逃しなく! 観るたびに、新たな発見と深い感動に出会える十音楽団ツアー。この貴重なプログラムも、10数本を残すのみとなりました。これから観る方はお楽しみに。そしてリピートできる方はお見逃しなく! 3月12日(土) 和歌山・和歌山県民文化会館 大ホール3月13日(日) 奈良・なら100年会館 大ホール3月16日(水) 東京・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール3月19日(土) 北海道・札幌文化芸術劇場hitaru3月26日(土) 岐阜・飛騨市文化交流センター3月27日(日) 長野・塩尻レザンホール4月2日(土) 静岡・静岡市清水文化会館マリナート 大ホール4月3日(日) 兵庫・姫路市文化コンベンションセンター アクリエひめじ […]

十音楽団ツアー特集2

2022年3月7日 FF-Staff 0

藤井フミヤ CONCERT TOUR 2021-2022十音楽団 〜青いレーベル〜  LIVE REPORT at 2022.2.27 神奈川県民ホール 十の音で紡ぐ“人生”というレコード「どんな物語が流れてくるのか。さあ、一緒に聴いてみよう」 待望の再演となった十音楽団、第二弾は、“一人ひとりの人生という1枚のレコード”をテーマにした「青いレーベル」。フミヤが脚本・演出を手掛け、“一人芝居の舞台”と“演奏”を融合させたプログラム。選曲や言葉選び、歌と演奏、ステージのビジュアル。すべてが合わさって生まれる唯一無二の総合芸術だ。2019年に行われた時点では第二弾の予定もなく、フミヤ自身も「前回出し切ったから、今回はどうしようか」と探りながら制作に入った。しかし蓋を開けてみれば、また新鮮なアプローチと充実のセットリストが深い感動を呼ぶものとなっている。2月末、神奈川県民ホールで行われた公演の様子をお届けしよう。 ※ツアー中ですが、こちらは完全版レポートですので、曲名や演出の詳細な記載があります。ご了承ください。 【プロローグ】 開演直前の場内には、柔らかな高揚感が満ちている。SEは、まさにレコードがかかっているような往年の名曲。ムーンライトセレナーデがフェードアウトすると、暗転したステージにはすでに十音楽団がスタンバイしている。中央後方から、フミヤがステージ前方へと進み出てきた。目深にハットを被り、レコード盤を手に。まずはストーリーテラーとしての語りから、十音楽団の幕を開ける。 「ここに、1枚の古いレコードがある。青いレーベルのレコード。ミュージシャンの名前も曲のタイトルも何も記されていない不思議なレコード。誰の物なのか、いつの時代の物なのかも分からない。でも、宝物のように大事にしまわれていた。きっと大切なレコードに違いない。一体、誰がどんな風にこれを聴いたのか。夕暮れ時に一人、お茶でも飲みながら聴いたのか。それとも真夜中に恋人と踊りながら聴いたのか……。きっと何度も何度も聴いたに違いない。このレコードに針を落とすと、走馬灯のように、いろんな思い出がくるくると回り出すだろう。この青いレーベルのレコード、どんな物語が流れてくるのか。さあ、一緒に聴いてみよう」 舞台後方に「青いレーベル」の文字が浮かび上がり、ぷつっと針を落とすアナログな音から、1枚のレコードに刻まれた物語が再生され始めた。弦とコーラスの華やかなイントロで始まったのは、「ムーンライト・レヴュー50s’」。赤と黄色のライトでダンスホールのような空気が生まれ、鍵盤の上を音符が軽やかに転がる。チェッカーズのデビューアルバムからの意外な選曲が強いインパクトを与えつつも、後で全体を振り返るとこれ以外ありえない絶妙なプロローグだ。 【第1章 青い光の方へ】 暗転したステージに、ひゅうっと風の音が吹き渡り「第1章 青い光の方へ」の文字。暗闇に、パンと手を叩く音が響く。「こっちかな? ん? いや、こっちだな。……分かった、こっちだ」と、誰かを探す声。フミヤは一瞬でストーリーテラーから歌い手、そしてこの章の主人公へとモードチェンジしている。 「こうやって目を閉じて、暗闇の中で君の手が急にいなくなると、僕はこの世界で一人ぼっちになったような気分だ。でも、暗闇の中でも君がどこにいるのかは、すぐに分かる。夜風の中に紛れて笑顔の気配がする。僕がどれくらい君のことを必要としているのか、確かめてるんだろ?」 優しい闇の中、声は続く。暗いからこそ目を凝らして見ようとし、耳を澄ませて一言も漏らさず聴こうとする。感覚が研ぎ澄まされていく。 「でも、暗闇の中だから光が分かる。暗闇の中から光が生まれる。ほら、君の手を見つけた。やっぱり君の手って、光みたいだ」 ステージ上部に温かな光がいくつか灯る。ステージセットがぼんやりと色づいて輪郭を表し始めた。オレンジから青、藍色への美しいグラデーション。歌は「手のなるほうへ」。先の見えない時代にこそ、その歌詞が響く。グロッケンの澄んだ音色が響き、優しい歌声に引き込まれる。十音楽団の舞台においては、すべての曲が「ストーリーの一部」となり、新たな意味や意図を吹き込まれる。語りの言葉や間合い、パフォーマンス、そして舞台セットや照明と相まって、1曲1曲の魅力が鮮やかに心に届いてくる。 「ねえ。君と僕は、何回くらい会ってると思う?」 ピアノがリズムを刻み、右手の人差し指1本を立てて話し始める。 […]

FF SPECIAL INTERVIEW

2022年3月7日 FF-Staff 0

知り合いが「会場の“フミヤ愛”がすごい」って。そりゃそうさ、俺たちは長いんだから! 昨年からの十音楽団ツアーが好評を博している中、今年は還暦ライブ“RED PARTY”にF-BLOODツアー、さらにアルバムリリースも決定!ますます大充実の一年となりそうな寅年・年男のフミヤ。2022年も、ファンへの想いをさまざまな形にして届けてくれそうだ。 コロナになってる場合じゃない〜新型コロナウイルス感染で感じたこと〜 ———1月末はコロナ感染で大変でしたが、幸い軽めに済んでよかったですね。 フミヤ(以下F):俺も、いよいよ近くに迫ってきているのは感じて気をつけてきたけれど、ついにかかってしまった。最初は、単純に寒かったし風邪だと思ったんだけどねぇ……。十音楽団の後半最初の大阪2本が延期になってしまったことは、本当に申し訳なかった。ただ、もしツアーの途中や遠征先で発症していたら、もっと大変なことになっていたと思う。陽性と分かって、まず、自分が誰かに感染させていたらいけないっていうことが心配だった。すぐに直近で会った人たちに連絡して状況を聞いたら、確認できた範囲では誰にもうつしていなくてホッとしたよ。一番危険だったのは、FFのYouTube配信を目の前で撮影してくれていた監督やマネージャーだったけど、それも大丈夫だった。やっぱりマスクをしてたからだろうね。もしかしてテレビ局で感染したのかな?とも思ったけど、番組の出演者が休まず出演していたから「あ、じゃあ違う。あの時はまだ感染していなかったんだ」と判断。全部そうやって消去法で確認した。あと、芸能人は感染したことが日本中に公表されてしまうからね。もちろんツアー中だし発表の必要もあるんだけど、立場的に報道されてしまうということは、なかなか辛いものがあった。まあ、あまりに芸能界の感染者も多いから、最初の頃ほど目立つニュースではなくなっているけど。報道を見て、知り合いが連絡をくれたり、いろいろ送ってきてくれたりもしたよ。しかし厄払いに行って、その夜に発熱するなんてなぁ……(苦笑)。 ———せめてデルタ株でなく、軽症で済むことが多いと言われるオミクロン株だったことは不幸中の幸いというか。 F:そうなんだよ。デルタの時期だったら、もっと症状がきつかった可能性が高い。今回は最初の2日ぐらいは少しだるかったけど、あとは少し咳や鼻炎のような症状があったぐらいで、体力もあまり落ちなかった。一応ずっとベッドルームで隔離していたけどね。あと普通の風邪と違って、家の中で触った場所や飛沫が飛んだ可能性のあるところを、いちいちアルコール消毒しなきゃならない。鼻をかんだら自分用のビニール袋に厳重に捨てるとかさ。それこそ、暇だから映画を観るしかないじゃん。で、泣くじゃん。ティッシュで涙を拭いたら「あ、これもウイルスか」って。感動して流した涙までもが(笑)。かなりの時間、映画を観て過ごしたけど、さすがに内容が変わっても「映画を観る」という行為に飽きるもんだね(笑)。他には、頼まれていた絵をちょっと描いたり、作詞をしたりもした。幸い家庭内クラスターが起きなかったから、毎日家庭料理を食べられたことはありがたかった。嗅覚は落ちたけど味覚は問題なかったから、もりもり食べられたし。ホテル隔離とか一人暮らしだと、食事の面が辛いだろうね。家族も濃厚接触者だから買い物にすら行きづらかったけど、普段から家に食材が豊富にあったから、そんなに困らなかった。コロナも後遺症さえなければ普通の風邪になり得るんだろうけど、まだステルスオミクロンとか来てるし落ち着かないからね。基本のマスク、手洗い、消毒、換気など、引き続き気持ちを引き締めて過ごすよ。 ———そして、東京オペラシティからすぐにツアーを再開できましたね。 F:オペラシティが終わるまでは気持ち的に落ち着かなかったから、無事にできてほっとしたよ! 当日は少しだけ鼻声っぽかったけど、鼻は通っていて喉の調子もよかったし、声もよく出た。歌うのは12月25日以来だったけれど、全然問題なくできた。内容が十音楽団だったのもよかったと思う。あんまり激しいライブだと、できなかったかもしれないし。あと隔離中にあらためてツアースケジュールを見直して、後半の方が本数がだいぶ多いという事実に気付いた。「俺、コロナになってる場合じゃないじゃん!」って(笑)。 伝えたいものを、ちゃんと伝えられている〜十音楽団〜 ———そんな十音楽団ツアーも中盤まで来て、だいぶ熟成されているかと思います。 F:楽器陣とは相変わらず阿吽の呼吸でやれていて、気持ちいいよ。変化としては、セリフをほんの少し微調整したところがあるぐらいかな。自分が伝えたいものを、観る人にちゃんと伝えられているという感覚がある。座席も、ツアーが始まった時点ではコロナで客席50%制限があったけれど、それが解禁になって7割8割と徐々に戻ってきて嬉しい。クラシックと同じで座って静かに観てもらうコンサートだから、わいわい密になって騒ぐようなリスクもないしね。ただ、その分、客席の反応は拍手しかないから、こっちはSNSとか見ないと感想が分かりづらいんだけど(笑)。とくに最初のうちは、いろんな形でいろんな人の反応を見ながら、「ああ、なるほど。そういう風に感じるんだ」とか「そこは俺もそう考えていた」という風に、必要なら微調整しつつ完成形に持っていった。この間も平山雄一さんがインタビューしてくれて、「観ていて、あっという間だった」と言ってくれたから、よっしゃ!と思ったよ。 ———あの引き込まれていく感じは、普段のライブと違う十音楽団独特の感覚ですよね。次は何だろう?どう来るんだろう?と、目が離せない。 F:そうなんだよ。演劇のような細かい物語があるわけじゃないけれど、場面や流れがあるからね。最終的にラストはどこに向かっていくんだろう?という前提で観てもらえる。その点でも、初めて俺のコンサートを見る人も入りやすい。あと、演奏自体は変えていないんだけど、サウンド的には客席への音の出し方を少し変えて、さらに聴こえ方がよくなったらしい。俺らはステージにいるから分からないんだけど、さらにいいサウンドで味わってもらえているはず。 ———大阪の振替公演は5月2日・3日に決まったので、ゴールデンウィークを利用して遠征いただくのも楽しそうですね。 みんな集合!のお祭り〜還暦記念ライブ“60th BIRTHDAY RED PARTY”〜 ———そして7月11日、還暦を迎えるスペシャルな武道館ライブです。 F:いよいよ来たね〜、還暦のRED PARTY(笑)。これはもう、みんな全国から集合!というFF祭り。バースデーライブの、さらにスペシャル版だね。ドレスコードはもちろん赤。何でもいいから、赤い服またはアイテムをどこか1点でも身に着けて来てほしい。グッズもほぼ赤いアイテム(笑)。なにしろ、この日限りのお祭りだからね、シャレだよシャレ(笑)。ライブの内容は、やっぱり一緒に盛り上がることが最優先だね。チェッカーズの楽曲もやるし、そのために尚之もバンドに入ってもらう。来年のデビュー40周年に向けてもいろいろ考えているんだけど、ある意味7月11日がその先取りというか先出しのような感じで、リンクした内容になるかもしれない。 ———武道館という、フミヤさんにもファンの皆さんにとっても大切な場所でのライブ。それこそ、バンド時代に一緒にライブを見たお友達や久しぶりのFF仲間と、同窓会的に楽しんでいただくこともできそうですね。 […]

FFマーク4

ファンクラブ優先予約のお知らせ

2022年3月7日 FF-Staff 0

ようこそ、一夜限りの“RED PARTY”へ!FUMIYA FUJII 60th BIRTHDAY RED PARTY 2022年7月11日、藤井フミヤ・還暦記念ライブが日本武道館にて開催決定!「バースデーライブはミュージシャンにとって最高の幸せ」とフミヤ。全国から、約束の日・あの場所へ集う、一夜限りの“RED PARTY”。武道館というタイムマシーンに乗り込むプレミアムチケットを、今すぐ手に入れて。円形ステージで盛り上がる最高の記念日を、一緒に創ろう! FUMIYA FUJII 60th BIRTHDAY RED PARTY 日 時:2022年7月11日(月)     開場16:00/開演17:00 会 場:日本武道館チケット代:11,000円 ※全席指定/税込※別途システム手数料:440円/枚※未就学児入場不可/母子室利用不可※公演時間は2時間半前後を予定 ★当日は、どこかに「赤い色のアイテム」を身につけてご参加ください。衣服のほか、アクセサリーやバッジなどワンポイントでもOK。コンサートグッズで赤のアイテムも販売予定です。(事前通信販売あり) 【ファンクラブ優先予約】 ▼申込受付期間2022年3月19日(土)12:00〜4月3日(日)23:59▼抽選結果発表:4月8日(金)20:00(予定)▼決済方法:クレジットカード決済/コンビニ支払い※当選発表後、クレジットカードは即時決済、コンビニ入金期限は4月10日(日)23:59まで▼申込制限:お一人様4枚まで ▼注意事項:・本公演のファンクラブ優先予約チケットは、ticket boardの電子チケットを導入しています。・申込時の同行者指定は不要です。ただし公演当日までに同行者への電子チケット分配が必須となります。・スマートフォンまたはタブレットにて、[LIVE QR]アプリによる電子チケットを表示してご入場いただきます。 ※本公演よりticket boardの新アプリ[LIVE QR […]

彩事季 ー 自分時間

2022年3月7日 FF-Staff 0

自分時間 この世には、絶対に止められない物事がある。時間がそのひとつだ。宇宙が生まれた時から常に存在しており、刻一刻と過ぎてゆく。基本となる単位は六十進法。60秒で1分、60分で1時間、24時間で1日。それから1週間、1ヶ月、1年。地球が24時間で1周し、宇宙の星の動きで暦が作られている。ほとんどの人類が時計とカレンダーを生活に不可欠な基準とし、依存している。もしかすると数十年くらい前は、ここまで時間という単位に縛られず生きている人々もいたかもしれない。今もアフリカやアマゾンなどの一部部族は、過去・現在・未来といった時間の概念が我々とは異なるという。それでも太陽の動きや季節の変化を肌で感じて暮らしているはずだ。 時間とは不思議なもので、気持ちや状況によって伸び縮みする。楽しい時は速く過ぎるし、辛い時間は長く感じる。スマホがなかった時代、そこには「退屈」という時間があった。何もすることがない時や、ただの待ち時間である。しかしスマホを手にした現代人には、ただボーッとする時間や退屈というものが、ほぼなくなった。暇な若者はすぐにスマホを取り出し、ゲームやメール・LINEなど何らかの時間つぶしをしている。自分もスマホを持たずに病院の待合室で1時間以上待ったことがあるが、もはや瞑想や坐禅のような待ち時間だった。ついひと昔前までは、それが普通だったというのに、だ。今や、完全にボーッとしたければ意識的にスマホをオフにして時間を作らなければいけない。便利な技術の発展により、現代人は同時にいろんなことをこなせるようになった。移動しながらスマホで映画を見る。パソコンでニュースを読みながら仕事をして、その傍ら、スマホで友達にメールを送る。2~3のことを同時進行するのは当たり前になっている。何もかもが時間短縮され、多くの人がせわしなく生きている。どう考えても、パソコンやスマホがなかった時代と現代の1日24時間が同じ長さとは思えない。効率化は処理時間を短縮してくれるけれど、1日の体感は短く感じるのかもしれない。 コロナによって社会に起きた変化のひとつが、「自分の時間を大切にする」という意識へのシフトだ。毎日電車に乗って会社に行かなくても、リモートワークで済む仕事がたくさんあることが分かった。通勤時間がなくなった分、自分の自由な時間が増えた。「もう、マイペースでいいんじゃない?」そんな現象がアフターコロナで起こっている。日本人は昔から勤勉で真面目な民族だが、社会的な関係性を保つために無駄に個人の時間を削ることが多かった。これからは、より欧米人のように個人主義や個人の自由を主張してもいいんじゃないか、という時代になってゆくのだろう。自分も、仕事はもちろん、たとえ休みの日でもあれこれやることがある。それでもコロナ前に比べると今の方がゆっくりできている。テレワークなどで自分の周辺がまず変化したから、結果として自分もそうなったのだと思う。なにしろ私の仕事のスケジュールを立てるマネージャーも、その変化の一部だからだ。セイコー時間白書という日本人の時間感覚に関する調査で、自分で自分の時間に値段を付けるならいくらか?というものがあった。自分のオンタイム(仕事や学校)とオフタイム(プライベート)の1時間の値段を自分で付けるのだ。結果として、オンタイムの1時間は4千円程度で、オフタイムはその2~3倍と圧倒的に高額。つまり自分の時間の方が仕事より大切、と考える人が多いということだ。さらにこれもコロナ禍の影響か、オフタイムの値段が過去の調査よりも上がっている。私のオフタイムはというと、まず起きたら今日やることを決める。3つほど決めて、まぁ2つできればいいかなぐらいの気持ち。例えば今日なら「彩事季を書く、机の整理整頓、必要な物を買いに行く」といった具合だ。やることを決めないと、あっという間に日が暮れて、何もしないまま夜になってしまう。一方で、たまには「今日は何もしないでゴロゴロする」と決める日もある。 自分時間とは、極論すれば「生まれてから死ぬまで」。つまり人生そのものだ。 80歳まで生きるとしたら、80×365=29,200日29,200×24=700,800時間700,800×60=42,048,000分42,048,000×60=2,522,880,000秒80歳とは「25億2288万秒の人生」ということになる。 今こうしている間にも、自分時間は何秒も何分も過ぎてゆく。まるで手の平からポロポロと人生の時間の粒が溢れてゆくように。「自分時間=人生」を豊かにする時間の使い方が大切なわけだが、そのためにどうしたらいいのか。正直、書きながらも答えは見えないのだが……。ひとつの考え方として、時計やカレンダーは一見我々を支配しているようにも思えるが、それらは自分があえて時間を区切るために使っているツールに過ぎない、とも言える。より人生を充実させるには、1日、1週間、1ヶ月、1年、それぞれの単位でスケジュールを立てると時間への意識が高まるのではないだろうか。そんなものに支配されないのが自由だ!と言う人もいるかもしれないが、今の世の中、文明をすべて捨て去るぐらいでなければ時間管理なしで生きるのは難しい。オンとオフ、義務と自由、社会と自分、家庭と自分。その境界線や心の切り替えをはっきり区別し、かつ、あまりきっちり決め過ぎずマイペースで。時間は伸びたり縮んだりする。だからこそ自らの意思でコントロールすることが、「自分時間=いい人生」を作るのではないかな。